みなさまこんにちは、ゼットスケーラーのプリンシパル セールスエンジニアの笹川と申します。
6/12週に米国ラスベガス、6/26週にドイツ ベルリンで開催されたZenith Live 2023、本日は9/15の東京開催に先駆けてラスベガスの現地レポートをお届けしたいと思います。
ラスベガスには合計1,000名以上のお客様やパートナー様にご参加いただき大盛況イベントとなりましたが、その中で創立者でCEOのJay Chaudhryの基調講演を始めとする60以上の講演でゼットスケーラーの革新的ソリューション、顧客事例、導入ベストプラクティスなどを多数紹介しました。本日はその中から2つの話題に絞ってお話ししたいと思います。
生成AIへの対応と活用
ChatGPTを始めとするGenerative AIと呼ばれる動向に対して「お客様が安心・安全に利用するためには」と「ゼットスケーラー自身のプラットフォームにどのように活用するか」両方の観点からの話題が多数ありました。
大多数のお客様が競争力や迅速性を期待してAIを利用したいものの、情報漏洩などリスクが大きく伴うため、踏み切れずにいらっしゃるかもしれません。Zero Trust Exchangeプラットフォームはゼロトラスト概念をベースにそれらAIサイトの識別、アクセス制御、可視化、からその先の脅威対策や情報保護までを提供します。また、その脅威対策や情報保護そのものにAI/MLを採用することでいままでの文書・画像ファイルの検知精度向上だけでなく、将来的には音声・動画ファイルに含まれる機密情報検出にも取り組んでいます。
Zero Trust ExchangeへのAI/ML採用は上述のセキュリティ用途だけでなく運用管理や可視化にも進められています。ダッシュボードやレポートで提供するリスク評価やユーザー問題発生時の自動診断切り分けにも既に使用され、将来的には管理者のマニュアル参照や各種運用管理作業も従来の管理画面での手作業でなく自然言語インターフェイスで対話式に行えるようになる予定です。
ゼロトラスト接続
今後お客様のネットワークが閉域からインターネットをメインとする構成に変わる中、ほとんどの場合は大小に関わらず拠点内のLANが今後も残ることは避けられない状況です。既にPCやモバイル端末はZscaler Client Connectorで場所を問わずゼロトラスト接続が可能ですが拠点内のサーバー、プリンタ、IoT/OTなどクライアントをインストールできない機器も存在します。
これら機器の双方向接続を提供するための新しいBranch Connectorが今までの仮想マシン形態だけでなくハードウェアアプライアンスとしてのリリースが新たに発表されました。Branch Connectorで拠点から任意の他拠点、データセンタ、クラウド、インターネットに対して閉域網のIPネットワーク延伸でなくゼロトラスト概念に従いネットワークIP層に依存しない接続が実現可能となり、お客様のネットワーク基盤をインターネット移行を実現します。
上記2点以外にも非常に多くの新機能がZero Trust Exchangeに実装予定されておりますが、まずはインパクトの大きそうな話題についてお伝えしました。
オンラインのウェビナーでも詳しくご紹介しますので、是非ご参加ください。
https://info.zscaler.com/webinar-innovation-series-event-2023
またラスベガスとベルリンで開催されたコンテンツは一部、以下のURLよりオンデマンド視聴可能となっております：
https://reg.zenithlive.com/flow/zscaler/zenithlive23/home/page/event
来たる9/15東京にてZenith Live 2023 Tokyoが開催されます。開催が1日のためラスベガスやベルリンで開催された内容全てでなく一部となりますが、その代わり日本市場にカスタマイズした独自のコンテンツもご用意しております。ぜひZenith Live 2023 Tokyoに登録の上ご参加ください！
