ゼットスケーラー、生成AIの潜在能力を最大限に引き出すサイバー ソリューションを発表
業界最大のクラウド セキュリティ データレイクが実現するAIを活用した最新鋭のセキュリティ制御で、機密データの保護と何百万もの新たな攻撃の検出が可能に
Tokyo, Japan, September, 07, 2023
※本資料は、米カリフォルニア州にて2023年6月14日(現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。
カリフォルニア州サンノゼおよびZenith Live LAS VEGAS、2023年6月14日 – クラウド セキュリティ業界を牽引するZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS、以下ゼットスケーラー)は本日、IT部門やセキュリティ部門が企業の知的財産および顧客データの安全性を確保しながら、生成AIの潜在能力を最大限活用できるようにする、一連の高度なセキュリティ ソリューションを発表しました。ゼットスケーラーは、その膨大なデータ プールを駆使することで、AI/MLまたは生成AIを活用して侵害を予測するだけでなく、より優れた脅威の検出、防止、対応を実現するポリシーを推奨します。
AIの効果を最大化するためには、多様で高品質な大量のデータとAIモデルを正確に訓練して有意義で正確な結果を生み出す高度なAIエンジンが必要です。ゼットスケーラーのAIの優位性は、ユーザー、IoT/OTデバイス、ワークロード、企業間通信から1日あたり3,000億件以上のトランザクションを処理する世界最大のクラウド セキュリティ プラットフォームの開発、運用における15年もの専門知識とリーダーシップにあります。このプラットフォームのプロキシーベースのアーキテクチャーとクラウド セキュリティ データレイクを、安全な接続を実現するゼットスケーラーの大規模言語モデル(LLM)と組み合わせることで、組織のセキュリティ態勢を総合的に把握できるようになります。また、AIモデルを継続的に改善し、これまでにないスピードで正確かつ効率的にセキュリティ侵害を予測するために、匿名化された大量の貴重な訓練データも提供されます。
ゼットスケーラーのCEO、会長兼創設者であるジェイ・チョードリー(Jay Chaudhry)は次のように述べています。「生成AIの登場により、テクノロジーのこれまでの常識が大きく変わりつつあります。そしてその可能性を見据えて、関連性のあるプライベートな企業データを大量に保有している組織が、今後リーダーとして台頭していくでしょう。我々はこのテクノロジーの重要性を何年も前から認識し、データ保護からデジタル エクスペリエンス モニタリングまで、多岐にわたるサービスを劇的に向上させるAIおよびML機能を実装してきました。ゼットスケーラーは、お客様が新たな生成AIツールを安全に利用して侵害を予測、阻止できるように、一連のセキュリティ機能を導入することで飛躍的な成長を遂げています」
ゼットスケーラーが提供するAIを活用した一連のセキュリティ イノベーションは、組織のAIトランスフォーメーションを加速させると同時に、生成AIを最大限に活用するための基盤を提供します。
セキュアなAIトランスフォーメーションをサポートするゼットスケーラーのイノベーション:
- AI向けのデータ保護:Zscaler Data Loss Prevention (DLP)は潜在的なデータ流出を防ぎ、生成AIクエリーへのプロンプトや一般公開されているLLMおよびAIアプリケーションのアウトプットなどのコンテンツを、セキュリティと監査の目的で組織の環境内で記録、保持できるようにします。
- AITotal™:アプリケーションのリスク特性やプライバシー ポリシーを考慮した、爆発的に増加するAIアプリケーション向けの包括的なリスク評価システムです。
- AIの可視化とアクセス制御:AIアプリケーションの使用状況の監視に特化した、新しいURLカテゴリーとクラウド アプリケーションです。この革新的なソリューションにより、各ユーザーセットやグループに対して異なるポリシーを設定できるようになるため、組織はAIアプリケーションへのアクセスを正確に制御できます。クラウドベースのリモート ブラウザー分離を導入することで、ゼットスケーラーは一段上のセキュリティ レベルを提供すると同時に、AIアプリケーションへのアクセス時におけるアップロード、ダウンロード、カット&ペーストといった潜在的に危険な行為を制限します。
生成AIの効果を最大化するゼットスケーラーのイノベーション(開発が完了し、現在はプレビュー段階の機能):
- 侵害予測機能を備えたSecurity Autopilot™: AIエンジンが変化するクラウドベースのポリシーやログから継続的に学習できるようにすることでデータを保護するプロアクティブなアプローチです。Security Autopilotはポリシーを推奨し、影響分析を実施することで、セキュリティ運用を簡素化すると同時に、セキュリティ態勢の管理を向上させ、将来の侵害を予防します。これは現在、ゼットスケーラーの脅威リサーチおよびインシデント対応チームであるThreatLabzによって試験運用が行われているところです。
- Zscaler Navigator™:シームレスで安全かつユーザーフレンドリーなアプローチで、お客様がゼットスケーラーの製品を操作し、関連するドキュメントの詳細にアクセスできるようにする、シンプルで包括的な自然言語インターフェイスです。
- マルチモーダルDLP:従来のDLPソリューションが理解し、管理するデータは、テキストや画像ベースのものに限られています。しかし、世界はより広範な動画や音声のマルチメディア形式へと移行しています。ゼットスケーラーは、生成AIとマルチモーダル機能をDLP製品に統合することで、DLPの機能を変革し、テキストと画像だけでなく、動画や音声などのさまざまなメディア形式にわたってお客様のデータを流出から守ります。
これらのイノベーションの詳細やブレークアウト セッションを視聴するには、こちらからZenith Live ’23へのオンライン登録をお願いします。
将来の見通しに関する記述
本プレスリ リースには将来の見通しに関する記述が含まれます。過去の事実の記述以外の記述はすべて、当社の予定製品やアップグレード、事業戦略、ゼットスケーラーの将来の業務管理の計画および目標に関する記述を含み、将来の見通しに関する記述に該当します。これらの記述には、将来の見通しに関する記述によって明示または黙示される成果や業績を含み、本書の記述内容とは著しく異なる結果に至る可能性のある既知のリスクおよび多数の未知のリスク、不確実性、推測等の要因が含まれます。さらに、当社は非常に競争が激しく、急速に変化する環境で事業を展開しており、新たなリスクが随時生じる可能性があります。すべてのリスクを予見することは不可能であり、すべての要因の当社事業への影響や、何らかの要因またはその組合せによって、実際の結果が当社による将来の見通しに関する記述に含まれるものからどの程度大きく乖離することとなるかについても予測不能です。当社の財務業績や経営成績に影響を及ぼす恐れのある追加のリスクや不確実性は、米国証券取引委員会への最新の提出書類に含まれています。これらの報告書は当社のWebサイト(https://ir.zscaler.com)、または証券取引委員会のWebサイト(www.sec.gov)でご覧いただけます。
場合によっては、「予測する」「考える」「継続する」「企図する」「可能性がある」「推定する」「期待する」「調査する」「意図する」「可能性が高い」「かもしれない」「計画している」「潜在的な」「予見する」「推測する」「~すべきである」「目標とする」「~だろう」などの語、またはこれらの否定形や類似の語によって、将来の見通しに関する記述を特定することができます。ゼットスケーラーによる将来の見通しに関する記述は主に、その事業に影響を及ぼす可能性があると考える将来の事象についての現時点での見込みおよび予測に基づくものです。実際の結果は、これらの将来の見通しに関する記述によって企図される内容とは著しく異なる可能性があります。本書での将来の見通しに関する記述はすべて、本書の日付において当社が入手可能な情報に基づくものであり、当社は、将来の見通しに関する記述がなされた後の日付で発生した事象や存在する状況を反映するために、提供済みの将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。
以上
ゼットスケーラーについて
ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSSEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。
本件に関するお問い合わせ先
Chandini Rai、APJ広報担当マネージャー、[email protected]
Natalia Wodecki、グローバル統合コミュニケーション&PR担当シニア ディレクター、[email protected]