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ゼットスケーラー、Cloudneeti社の買収意向を発表
Zscaler Cloud Security Platformの最先端データ保護オファリングをパブリッククラウドにも拡大
San Jose, California, April, 14, 2020
- 本資料は、米国カリフォルニア州にて2020年4月9日(現地時間)に発表したプレスリリースの日本語抄訳版です
クラウドセキュリティ業界を牽引するZscaler(本社:米国カリフォルニア州、以下 ゼットスケーラー)は本日、クラウドセキュリティ状態管理(Cloud Security Posture Management: CSPM)会社であるCloudneeti社を買収する意向を発表しました。この買収により、ゼットスケーラーは業界トップのデータ保護範囲を実現したZscaler Cloud Security Platformをお客様に提供できるようになります。Cloudneeti社は、SaaS、IaaSおよびPaaS内のアプリケーション設定ミスを防止・修正できるソリューションを提供しています。こうした設定ミスは、クラウドアプリケーションにおけるデータ侵害やコンプライアンス違反の主な要因となっています。
ゼットスケーラーの会長兼CEOのジェイ・チャウドリー(Jay Chaudhry)は、次のように述べています。「Cloudneetiの持つ技術により、ゼットスケーラーのデータ保護機能が拡張されます。データ侵害やコンプライアンス違反のよくある原因を発見・解消することで、組織のクラウドセキュリティを大幅に向上させます。過去に起きた大規模な侵害の中にも、SaaSアプリケーションの設定ミスや、ディベロッパーによる新規パブリッククラウドアプリケーションの設定ミスなど、防止可能なデータ保護上の欠陥に起因しているものがあります。Cloudneetiのチームをゼットスケーラー傘下に迎えることができ、非常に嬉しく思います。」
Cloudneeti社の創設者兼CEOであるグルラージ・パンデュランギ(Gururaj Pandurangi)氏は、次のように述べています。「アプリケーションをクラウドに移管する際の、完全に防止可能な設定ミスに起因する侵害やコンプライアンス違反がなくなることを目指し、プラヴィン・クルカルニ(Pravin Kulkarni)と私でCloudneetiを創設しました。Cloudneetiはクラウドのために、クラウド上で構築されており、ゼットスケーラーはテクノロジや文化の面で、Cloudneetiに非常にフィットする企業です。ゼットスケーラーと協力して、市場における最先端のセキュリティ保証を実現し、お客様のデジタル化を加速させられることを非常に嬉しく思います。」
完全クラウドベースのサービスでゼットスケーラーユーザーのクラウドデータ保護を強化
Zscaler Cloud Security Platformは、組織がデジタル化に取り組むにあたり、世界最高のセキュリティと優れたエクスペリエンスの実現をサポートすることを目的として、ゼロから構築されました。ゼットスケーラーはすでに、Cloud Access Security Broker(CASB)を通して、SaaSアプリケーション向けのデータ保護を提供しています。Cloudneeti社は、このデータ保護をパブリッククラウドのワークロードにも拡張します。また、Cloudneeti社は以下を実現し、ゼットスケーラーの包括的なデータ保護オファリングをさらに強化します。
- 完全なデータ保護と外的脅威の防御:すべての地域、ユーザー、アプリケーションタイプにデータ保護ポリシーを適用し、GDPRなどの規制に準拠した、一貫性のある、包括的な情報漏えい防御を行います。
- コンプライアンス保証の統一:Microsoft Office 365などのSaaSアプリケーションでも、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスプロバイダーでも、コンプライアンス状態を可視化させ、違反を減らし、法規制や業界規制に準拠します。
- リスク軽減の自動化:業界や組織が定めるポリシーに準拠するよう、自動で修正を行い、外的脅威に対するクラウドアプリケーションの脆弱性を確実に解消します。
ガートナーは、「CSPMソリューションを取り入れ、開発業務にも拡大する組織は、設定ミスによるクラウド関連のセキュリティインシデントの発生確率が、2024年までに80%減少する」※1と述べています。また、Cloudneeti社は、チーフ・インフォメーション・オフィサー(CIO)やその組織にとって常に複雑な課題である、コンプライアンス保証と報告を大幅に改善させます。Cloudneeti社のCSPM機能は、SaaS、IaaS、PaaSおよびクラウドプロバイダーの設定を業界や組織のポリシーと比較検証し、発見した違反を報告するほか、機械学習を使って自動的に修正を行うことで、アプリケーションの設定ミスやコンプライアンス違反を防ぎます。
Cloudneeti社の機能は、Zscaler Internet Access(ZIA)のデータ保護機能や、ゼットスケーラーのアウトオブバンド型のCASB機能を強化します。開発者がクラウドサービスプロバイダー環境内のアプリケーションの設定ミスやコンプライアンス違反を見つけ、自動的に修正できるように、Cloudneeti社がZscaler Private Access(ZPA)のアプリケーション保護機能を拡張します。
詳しくは、Zscaler Data Protectionのウェブサイトにて確認できます。
なお、本取引は、慣習的な買収完了条件を満たした後、ゼットスケーラーの会計年度で第3四半期終了前に成立する見込みです。取引の諸条件は公開されていません。
以上
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、ゼットスケーラー経営陣の考えや想定、また現時点でゼットスケーラー経営陣に取得可能な情報に基づく、将来予想に関する記述が含まれています。このような将来予想に関する記述には、ゼットスケーラーのCloudneeti社買収の意図、買収成立予定時期、今回の買収によって予想されるゼットスケーラーの製品オファリングやお客様にとってのメリットが該当します。これらの将来予想に関する記述は、1995年私募証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項に支配されます。ゼットスケーラーがそのクラウドプラットフォームにCloudneeti社のテクノロジを適切に統合する能力や、買収後にCloudneeti社の主要な従業員を維持する能力に関わる要素を含め、非常にさまざまな要素が原因で、実際には、本プレスリリースに記載される将来予想に関する記述とは著しく異なる結果に至る可能性があります。その他のリスクや不安定要素は、2020年3月4日に証券取引委員会(SEC)に登録された最新の四半期報告書(Form 10-Q)に定められています。本四半期報告書は、ゼットスケーラーのウェブサイト(ir.zscaler.com)またはSECのウェブサイト(www.sec.gov)から取得できます。本プレスリリース内のあらゆる将来予想に関する記述は、本書の日付の時点でゼットスケーラーが取得できる限られた情報に基づいています。当該情報は変更される可能性がありますが、将来的に新たな情報を入手できたとしても、ゼットスケーラーは必ずしも本書内の情報を更新しません。
※1 Gartner『Innovation Insight for Cloud Security Posture Management(Cloud Security Posture Managementに関するイノベーションの見解)』(2019年1月25日)
ゼットスケーラーについて
ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSSEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。
本件に関するお問い合わせ先
Natalia Wodecki、グローバル統合コミュニケーション&PR担当シニア ディレクター、[email protected]